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大学入試の思い出

証券会社統廃合の変遷を調べているうちに、「キチンと経済理論を大学で学んでみたいなあ」と安直な考えが浮かんだりする時がある。

ボクはその昔、高校の頃は文系を選択していた。理由は特にない。進学を希望しているものの希望の学部はなかった。
それでも大学受験には挑んだ。受けたのは経済学部のみ。ただし、その学部に興味があったわけではない。高校の方針もあり受験対策はひと通り、つまり国語算数理科社会そして英語と準備していた。文系にも関わらず、算数は得意だった。

一般に私立大学の文系受験は、英語と国語、社会が普通だった。ボクも日本史や地理といったところで受験を考えていた。とある私大入試に算数…当時の数学Ⅰで受験を選択している友人がいた。この科目、入試での問題数は多くて5問だ。ボクもそこの過去問を解いてみると全問解答できるというのと、解けない問題もあるという場合の極端なパターンだった。このインパクトは非常に大きく、中途半端に8割前後しか取れない社会科目より、満点が取れる可能性が強い数学Ⅰにかける決意をした。
入試問題対策の最終仕上げは特化した問題集を解くのだが、そこにたどり着くまでは、基礎問題集で全体像を見ていく。
その問題集が実家の本棚にあった(何故かこういう基礎の本は捨てずに保管しているようだ)。
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ボクは繰返し繰返し、紙と鉛筆を使って解いた。本当に何回回しただろう、だんだん問題を見た瞬間に答が浮かぶ。この参考書、基礎からと謳っておきながら、解くのは大変だった。

【閑話休題】
当時の鉛筆類。他にも絵柄が多い鉛筆が多数出てきた。
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シャープペンシルは当時も今もあまり好きではない。【終わり】

どんな問題集もそうだが1回目は非常に難解でも、3,4回目くらいからは慣れて覚えてしまって苦にならなくなり、パラパラと眺めていた。

当時の私立文系受験において、数学Ⅰの威力は凄まじかった。
…結果的にボクは考えるところがあって、理系学部へ志望変更し、「駿台予備学校京都校を受験する」ことにした。

この参考書を見ていて、問題の解答を断片的であれ、いまだに記憶していているのは何なのだろう。

by kerorin0501 | 2018-03-03 12:31 | 勉強している振り | Comments(0)

色々、書き留めておこうと思います。基本的に物欲には忠実です。昭和が好きです。


by こっけ