オオクワガタ 羽化-不全?奇形?後天異常?
2015年 07月 11日
今年も10頭程のオオクワガタが羽化した。雌は早期羽化個体もあるため実際にはもう少し多い。
前回の菌糸瓶交換時、黒いかさぶたの様な症状が見られたため、気にはしていたものの、無事に羽化した…。
一見、問題ないように見えるが、符節異常があった。
話が逸れるが、画像の右顎の先は、羽化後に一時移動させる際、ルアーケースに挟んで割れた。割れた際には黄色の体液が流出し、揮発臭がした。直ぐに蝋付けして事なきを得た。割れた顎の先も写っている。 この体液はケースに黒く固まって、取れない。顎の硬化前だったのだろう。
そして、この個体の全身画像を見ながら、符節異常に話を戻すが、正しくは、爪の部分が欠損している。 爪がひっついていたり、 鍵爪が一本しかない。
雌も同じ症状である。 その他にも前胸板に突起のある個体もある。
かさぶた状のものがあっても、通常は、加齢毎あるいは蛹化時に怪我は治るのだが、今回は治りきれなかったのか、治らなかったのか、よく判らない。
ただ、前胸板の異常は予測できないにしろ、後天性の異常である。一方、他の異常個体が、全て脚の先である。
何故だろう。
温度、湿度の問題なのか、菌糸の問題なのか、怪我の影響なのか、あるいは累代飼育(現在F4)なのか判らない。それでも現時点では、後天的な異常と思われるため、あまり気にしないでおこう。
(参考資料)
昆虫フィールド No.75 「鍬道」54話 120-133頁
(追記)
幼虫時の脚噛みの有無は、確認していませんでした。
前回の菌糸瓶交換時、黒いかさぶたの様な症状が見られたため、気にはしていたものの、無事に羽化した…。
一見、問題ないように見えるが、符節異常があった。
話が逸れるが、画像の右顎の先は、羽化後に一時移動させる際、ルアーケースに挟んで割れた。割れた際には黄色の体液が流出し、揮発臭がした。直ぐに蝋付けして事なきを得た。割れた顎の先も写っている。
そして、この個体の全身画像を見ながら、符節異常に話を戻すが、正しくは、爪の部分が欠損している。
雌も同じ症状である。
かさぶた状のものがあっても、通常は、加齢毎あるいは蛹化時に怪我は治るのだが、今回は治りきれなかったのか、治らなかったのか、よく判らない。
ただ、前胸板の異常は予測できないにしろ、後天性の異常である。一方、他の異常個体が、全て脚の先である。
何故だろう。
温度、湿度の問題なのか、菌糸の問題なのか、怪我の影響なのか、あるいは累代飼育(現在F4)なのか判らない。それでも現時点では、後天的な異常と思われるため、あまり気にしないでおこう。
(参考資料)
昆虫フィールド No.75 「鍬道」54話 120-133頁
(追記)
幼虫時の脚噛みの有無は、確認していませんでした。
by kerorin0501
| 2015-07-11 13:11
| 昆虫
|
Comments(0)