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千早城 ほとんど登山だった

お城関連の雑誌が発売され、現状天守の城郭を見て回るのはしばらくできそうにない。それではと、マイナーで面白いエピソードがあるところに行ってみることにした。

千早城は赤坂城とセットで見るほうが面白いのだが、山道を移動するにも時間がなく、本丸の千早城だけ行ってみることにした。千早城は、楠木正成の詰城(つめのしろ)である。
この城は、鎌倉幕府の猛攻に耐えた。
何故耐えれたのか。
実際に行って確認してみた。

城の麓?に到着。完全な山城であった。
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兎に角、目指すは最奥の本丸である。
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この階段の、勾配わかるだろうか。
今度は登って、上からの撮影。
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このような階段を500段以上も登るのである。
…登ってみよう。

登り切ると、とりあえずここに城があったことを確認できる。
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当時の、模造兵士(藁人形)を現代風に模した人形が、設置されている。
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先に進む。
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更に階段を上り、振り返ると、結構な標高まで登っている。
遠くにに見えるのは関西空港かもしれない。
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昔は、売店があったのだろうか。
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懐かしい看板がある。ペプシ・コーラが飲みたくなったのは言うまでもない。

更に進む。
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本丸跡に到着した。
神社になっているようだ。

目的は達したので、早々に帰路につく。
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登りの階段は撮影できなかったため、帰路の降り階段を撮影する。
途中、トロッコのレールを見つけたので、何らかの物資運搬があったのだろう。
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麓の看板には、在りし日の売店の姿があった。
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膝が笑っている。郷土館に立ち寄りたかったのであるが、時間切れ。

この山城、何が凄いかというと、先の藁人形もそうなのだが、敵を引き付けて、山の上から矢を含めあらゆるモノを投げるのである。この勾配、相当急なため、団体で攻めていたら先頭集団は大変だっただろう。
史実が正しいかは、未確認であるが、エピソードとしては面白く、実際行ってみても、実話として成り立ちそうだ。
今、脚が動くうちにマイナーな山城は、行っておこうと思う。
そういえば、澁澤龍彦の著書で「城」があるので、再読しておこう。彼は安土城址を見に行ったそうである。ボクも時間を作って、行ってみようと思う。



by kerorin0501 | 2016-04-02 14:19 | アウトドア | Comments(0)

色々、書き留めておこうと思います。基本的に物欲には忠実です。昭和が好きです。


by こっけ