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種の起源とポケットモンスター 2

ポケットモンスター、通称「ポケモン」には数Type(例えば水、炎、草等)とそれぞれに何種類ものポケモンが存在する。

話が前後するが「ポケモン」というもの、子どもたちが何に夢中になっているのかを説明すると、これらの種を収集し、「図鑑」を作成し完成することであり、ゲームの目的でもある。
一方、テレビアニメや映画ではストーリー性も併せ持つ。そのストーリーにはテーマがあり、大人も楽しめる。

何故か。

種とその生存や人間との関わりについて考えさせられるからである。

このゲームと物語の中で、生存競争における基本のPowerbalanceは、水typeは炎typeより強い(水は火を消す)、炎typeは草typeより強い(火は草木を燃やす)、草typeは水typeより強い(草木に給水される)というように、じゃんけんを応用した形で構成され、物語に沿うように多少複雑かつ非現実的要素をもって組み合わされている。

また各々の種は環境や個々の経験によって「進化」するのである。さらに他の個体との子どもは別の性質を持ち合わせるなど、「変異」の要素を組まれている。

ポケモントレッタというアーケードゲームの景品を示し、一例だが草typeの進化を示す。(左側の数値にも注意。大きいほど強い)

左から最初のキャラクター、ハリマロンと少し進化したハリボーグ。
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外見は似ているが顔つきが変わる。

下記画像だか、最終進化はブリガロンという、強力なポケモンとなる。
種の起源とポケットモンスター 2_c0337631_19474603.jpg
こうなると多少強い炎type程度では倒せない。

もうひとつ品種改良についても物語は触れている。
野生のポケモンを人工的に操作し造り出す、というものだ。

代表例はミュウ(元々全てのレベルが高い野生のポケモン)
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ミュウの睫毛からクローン化し、戦闘のため特化したのがミュウツーである。
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映画ではこのミュウツー自身が「造られた」ことについて、自己存在の意義について考えている。

話が逸れるがアーケードゲームでこれらのキャラクターを見付け出し、獲るのは超困難である。
捕らえたときの息子の顔はなんとも言えない。(順番なので)反対に逃げられて別の子どもに獲られたときは非常に落ち込む。


ポケモンそのものに話を戻すが、ゲームや映画等の中でこれらのポケモンを巡り、主人公たちは冒険をし、成長していく。

息子とポケモンの話をするときにはストーリーの進捗だけではなく、何故進化したのか、何故その場所に生息しているのか、どうすれば滅ぶのか、少し科学的根拠を交えて親子の会話をすることも楽しいと思う。
その背景をもって、昆虫採集での食物連鎖に気が付いてもらいたいと願うのである。

(「種の起源」と生物多様性について子どもがきっかけを持ってもらえればよい、程度の話で掘り下げて議論をすることを論点とは考えておりません。)



by kerorin0501 | 2015-01-18 19:23 | 動物 | Comments(0)

色々、書き留めておこうと思います。基本的に物欲には忠実です。昭和が好きです。


by こっけ